「競合サイトのURLリストは手に入ったけど、1つずつタイトルを確認するのは面倒……」
「リニューアル時の新旧URL対照表で、ページタイトルを一気に並べたい」
前回、ブラウザのコンソールを使ってURL一覧を抽出する方法を紹介しました。今回はその続編として、抽出したURLをGoogleスプレッドシートに貼り付け、「IMPORTXML関数」を使ってページタイトルを一瞬で自動取得するテクニックを解説します。
1. 使用する関数:IMPORTXML(インポートXML)とは?
Googleスプレッドシート独自の関数で、指定したURLのWebページから特定のデータを抜き出すことができます。
ページタイトルを取得する場合、以下の数式を使います。
=IMPORTXML("URL", "//title")
URL→取得したいページのURL(セルの参照)
"//title"→HTMLの中からタイトルタグを探せ、という命令(XPath)
2. 実践!タイトルを一括取得する3ステップ
ステップ1:URLをA列に貼り付ける
前回抽出したURLリストを、スプレッドシートのA列(A2セル以降)に貼り付けます。
URLリストの抽出方法
ステップ2:B列に関数を入力する

B2セルに以下の数式を入力します。
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1 |
=IMPORTXML(A2, "//title") |
ステップ3:数式を下までコピーする
B2セルの右下をダブルクリックして、下のセルまで数式を反映させます。
3. SEOコンサルが教える「IMPORTXML」の注意点と対策
便利な関数ですが、実務で使うにはいくつか「壁」があります。
① 大量のURLだとエラー(N/A)が出る
![]()
一度に数百〜数千URLを実行すると、Google側の制限でエラーが出ることがあります。
対策: 50〜100件ずつ小分けにして実行するか、少し時間を置いてから再度読み込ませましょう。
または、ラッコキーワードのTITLE & META情報抽出(TITLE、DESCRIPTION、ROBOTS、CANONICAL URLの抽出)を試してみましょう。
https://rakko.tools/tools/34/
② JavaScriptベースのサイトは取得できない
前回の記事で触れたSvelteやReactなどのサイトは、この関数でもタイトルが抜けない(空欄になる)ことがあります。
対策: その場合は、前回の記事で紹介した「コンソールで名前とURLをセットで取得する方法」で最初からCSV保存するのが確実です。
4. 【応用】タイトル以外も取得してみよう
同じ要領で、meta descriptionやH1タグも「IMPORTXML関数」で取得できます。
・Meta Descriptionを取得する

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1 |
=IMPORTXML(A2, "//meta[@name='description']/@content") |
・H1タグを取得する

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1 |
=IMPORTXML(A2, "//h1") |
これらを並べるだけで、簡易的な「競合サイト分析表」が完成します。
まとめ:自動化できる作業は関数に任せよう
SEOコンサルタントの本領は、データを集めた後の「分析と戦略立案」にあります。URLのコピペやタイトルの書き写しといった作業は、今回紹介したテクニックで爆速化していきましょう。
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