Googleコアアップデート観測ナレッジ

【SEO速報】2026年2月 Google Discoverコアアップデート|何が変わって、何をすべきか

2026年3月4日

Googleからまたひとつ、注目のアップデートが発表・完了しましたね。

2026年2月5日にリリースされ、2月27日に約3週間(21日間)をかけて展開が完了した「Google Discover コア アップデート」。日々サイト運営やマーケティングに携わっている方であれば、このニュースを目にして「また検索順位が揺れるのか…」と身構えた方も多いのではないでしょうか。

ただ、今回は少し様子が違います。

これはGoogle史上初めてDiscoverフィードだけを対象にしたコアアップデートで、通常の検索順位には影響しないとGoogleが明言しています。とはいえ、大手パブリッシャーへのGoogleトラフィックの約68%がDiscoverから来ているとも言われていますから、Discoverの変化は無視できません(SEJ, Google’s Discover Core Update Finishes Rolling Out)。
今回のアップデートは、単なるアルゴリズムの調整を超えて、「Googleがコンテンツに何を求めているのか」という本質がさらに明確になったものと言えます。今回は、このアップデートの要点と、私たちが今すぐ取り組むべき対策について解説します。

Googleが今回変えようとした「3つのこと」

Googleの公式発表によると、今回の更新には明確な狙いがあります。特に注目すべきは以下の3点です。

① ローカル情報を優先する

ユーザーの現在地に関連するコンテンツが上位に出やすくなりました。特定の都市や地域に特化した記事のインプレッションが増加傾向にあります。実際のデータでも、カリフォルニアではニュースが 16.00% から 18.71% に、ニューヨークでは 17.39% から 19.52% に増加し、ユーザーの居住する州に特化したローカル記事の表示回数が大幅に増加していることが確認されています(ALM Corp, Google Discover Update 2026: Fewer Domains Ranking Analysis,
)。

② 煽り文句を弾く

広告収入目的でPVを増やす際によく使われる「次に起きたことが…」「驚きの結末」など、内容とタイトルが一致しないことが多い、いわゆる煽り文句(クリックベイト)で引っ張るタイプの見出しは、アルゴリズムで抑制されるようになり上位から姿を消し始めています。

※クリックベイト(Clickbait)とは、webサイトやSNSで、好奇心を煽る過剰・誇張された見出しやサムネイルを使い、ユーザーを意図的に誘導してクリックさせる「釣り」手法。信頼を損なう問題行為として知られています。

③ 「トピック単位」の専門性評価

サイト全体のジャンルだけでなく、「特定のトピックについて、どこまで深く書けているか」という専門性の高さが評価に影響します。ここが今回のアップデートの肝です。

「専門性」の評価がかなり細かくなってきた

Googleはこんな例を挙げています。

多くのサイトは幅広いトピックに関する深い知識を示しているため、Google のシステムはトピックごとに専門性を識別するように設計されています。そのため、複数の分野にわたる専門知識を持つサイトでも、単一のトピックに深く焦点を当てたサイトでも、Discover に表示される可能性は同じです。

つまり、映画レビューサイトがガーデニング記事を1本書いても評価されませんが、ニュースサイトにガーデニング専用セクションがあれば評価される可能性があるということです(Google Search Central Blog, 2026 年 2 月の Google の Discover コア アップデート)。

にゃぶり
にゃぶり
「何でも書いているサイト」より「あるテーマをちゃんと掘り下げているサイト」の方が専門性が高いと評価されやすいということにゃ!

これは、サイトの規模や業種に関わらず、「その分野で本当に信頼できる深い知識を提供しているか?」という点をGoogleがかなり精密に識別し始めていることを示唆しています。

実際に、Discoverで取り上げられるトピックの幅は広がったのに、上位に入るユニークドメイン数は8.1%減ったというデータがあります(ALM Corp)。
つまり、「広く浅く」の時代は終わり、特定テーマを深く掘り下げるサイトにトラフィックが集まりはじめているということです。

見逃せない変化:X(旧Twitter)の台頭と画像の要件

戦略を練る上で、以下の2つのポイントも見逃せません。

X(旧Twitter)の影響が増えている

大手メディアや認証済みアカウントによるX.com(旧Twitter)の投稿が、Discoverの上位に表示されるケースが急増(約38%増)しています(ALM Corp)。タイムリーで信頼できる情報源として評価されているようです。

画像は1200px以上が実質マスト

Googleは、Discoverからのアクセスが発生する可能性の高い、サイズの大きな画像(横幅1200px以上)をコンテンツに含めることを推奨しています。また、次の仕様を満たす画像を使用することをおすすめしています(Google Search Central Blog)。

  • 幅 1,200 ピクセル以上
  • 高解像度(300K 以上)
  • アスペクト比: 16:9
  • HTML max-image-preview:large

今すぐできる対策

アップデートのたびに一喜一憂するのではなく、本質的な改善を積み重ねることが、結局は最短距離になります。

  1. 見出しを見直す — 釣り要素を排除して、記事の内容をそのまま伝えるタイトルに変える
  2. トピッククラスターを作る — 自社の得意領域(トピック)について、孤立した記事ではなく、関連する深い記事をまとめた「トピッククラスター」を構築し、継続的に発信。
  3. ローカル文脈を加える — 実店舗や地域ビジネスを展開しているなら、ローカル情報をより丁寧に拾い上げるコンテンツ作成が有効です。全国規模の話題でも「地域特有の文脈」を加えることで評価が上がります。
  4. 技術面の最適化 — 1200px以上の画像設定、モバイル表示速度(Core Web Vitals)の改善

ここに挙げたアクションは、今すぐ着手すべき本質的な施策です。
まずは自社サイトがどの項目でリスクを抱えているか、まずは自分で確認してみましょう。
もし『具体的な修正箇所を特定してほしい』『優先順位を整理してほしい』という場合は、ぜひ一度、集客ジョーズにご相談ください!

あなたのサイトの専門性、Googleに伝わっていますか?

今回の変更は、まずは米国の英語ユーザーから適用されていますが、今後数ヶ月以内に日本国内の検索・Discover環境にも確実に拡大されます。

「変化が起きてから対処する」のではなく「今から評価されるコンテンツを積み上げる」。

この余裕が、ビジネスの成果を大きく変えます。

「自分のサイトの記事は、Googleに『専門的だ』と認識されているのだろうか?」
「最近トラフィックが不安定で、どこを改善すべきか悩んでいる」
「自分のサイトがどう評価されているか分からない」

そんなお悩みをお持ちの方へ。一度コンテンツ戦略を一緒に見直してみませんか。
客観的な視点で、今のGoogleに好まれる「専門性の伝え方」についてアドバイスさせていただきます。

まずはお気軽にご相談ください

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
集客ジョーズ SEOコンサルタントRei Suzuki

REI SUZUKI

慶應義塾大学卒業。SEOおよびAI活用を専門とするSEOコンサルタント。スタートアップ企業のマーケティング責任者として参画し、SEO・広告を中心とした集客施策を統括。独立後は個人でアフィリエイトメディアを立ち上げ、収益化。ASPの新人賞を受賞。その後、複数のSEO支援会社や事業会社のプロジェクトに関わる。趣味は水族館巡りとアイドル鑑賞(B&ZAI橋本涼さんのオタク)。サメの保全や海洋環境問題をテーマにしたYouTubeチャンネルも運営中。

-Googleコアアップデート観測ナレッジ