<mark> タグは、太字や色付けと同じ「強調」のための装飾だと思われがちです。
実際、CSSの代わりに<mark> を使っている例も少なくありません。
でも、<mark> は装飾タグではなく、HTML5で定義されている「意味タグ」のひとつです。
文章の中で「文脈上、今注目されている語」を示すために使われます。
<mark>は強調じゃなくて、文脈上の主役を示すタグにゃ本記事では、<mark> タグが本来想定している役割と、強調と誤解されやすいポイントを整理し、適切な使いどころを解説します。
<mark> が想定している本来の使われ方
<mark> はもともと、検索結果や照合結果で一致した語をハイライトする用途を想定しています。
そのため、重要性や主張を強める目的ではなく、焦点を示すために使われます。
NG な使い方
文章全体を囲ってしまうと、何が注目点なのか分からなくなり、意味タグとしての役割が薄れます。
これは実質、「マーカー装飾」と同じ状態です。
効果的な使い方①:主語を示す
この形では、文章の主役が明確になり、これから説明される対象を人間にもAIにも伝えやすくなります。
効果的な使い方②:定義文で使う
定義文の主語として使うことで、文脈構造がはっきりし、解説記事や図鑑ページと相性がよくなります。
<mark> は「強調」ではなく「指差し」
<mark> は、声を大きくするためのタグではありません。
「今、この話題の中心はここです」と指をさすためのタグです。
文脈とセットで使うことで、初めて意味を持つ存在になります。
付録:<mark> かどうか迷った時の判別フロー
| 状況 | 使うべきタグ | 理由 |
| 「ここ、テストに出るぞ!」と言いたい | <strong> |
文章そのものが持つ「重要性」だから。 |
| 「『絶対』にやめて」と語気を強めたい | <em> |
読み手のアクセント(強調)を変えたいから。 |
| 「検索した単語はここだよ」と示したい | <mark> |
文脈の中で「今」必要な場所を指差しているから。 |
| 「引用文の中で、特にここを議論したい」 | <mark> |
後から注目(参照)させるための目印だから。 |
| 「ただデザイン的に黄色い線を引きたい」 | <span> + CSS |
文章の意味は変わらず、見た目だけの問題だから。 |
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