HTML設計

【強調はCSS、意味はHTML】装飾過多を避ける文章設計の考え方

2025年12月16日

SEO対策の一環として、<strong><mark>などの意味タグやCSS装飾で文章の強調や装飾を増やしている人は多いでしょう。
でも、その強調や装飾、本当に意味を考えて使っていますか?
何も考えずに<strong><mark>などの意味タグや、CSSによる見た目の調整を混同すると、検索エンジンが文章の意味構造を正しく理解しにくくなります。
その結果、SEOにマイナスに働くことも。

にゃぶり
にゃぶり
ニンゲン向きには見た目を盛ればいいにゃ!でもクローラーはそうはいかないのにゃ

本記事では、強調・区別・意味付けをどう使い分けるかを、CSSとHTMLの役割分担として解説します。

強調したいだけなら CSS で十分

単純に目立たせたい、
読み飛ばされないようにしたい、
という目的であれば、HTMLの意味タグを使う必要はありません。

font-weight: bold;

これはあくまで見た目の調整であり、意味構造を変えないため、SEO的にも安全で扱いやすい方法です。

区別したいときは「色・背景・マーカー」

用語、注意点、補足など、他の文章と区別したい場合は、意味タグではなくビジュアルで整理します。

背景色やマーカー表現は、視線誘導として非常に有効です。

ただし多用すると可読性が落ちるため、1セクションに1〜2箇所を目安にします。

リンクに見せたいなら underline は一貫性が命

リンクらしく見せたい場合は、見た目をリンクに寄せます。

テキスト + underline

重要なのは、「下線=リンク」という認識を崩さないことです。

リンクでないテキストを下線にすると、ユーザー体験を損ない、間接的にSEOにも悪影響を与える可能性があります。

意味を持たせたいときだけ意味タグを使う

strong や mark は、装飾ではなく「意味を与えるタグ」です。

重要性や文脈上の注目点を示したいときだけ使い、見た目目的での使用は避けます。

  • 装飾はCSS
  • 意味はHTML

この役割分担を守ることが、
読みやすく、評価される文章の基本設計になります。

付録:<mark> かどうか迷った時の判別フロー

状況 使うべきタグ 理由
「ここ、テストに出るぞ!」と言いたい <strong> 文章そのものが持つ「重要性」だから。
「『絶対』にやめて」と語気を強めたい <em> 読み手のアクセント(強調)を変えたいから。
「検索した単語はここだよ」と示したい <mark> 文脈の中で「今」必要な場所を指差しているから。
「引用文の中で、特にここを議論したい」 <mark> 後から注目(参照)させるための目印だから。
「ただデザイン的に黄色い線を引きたい」 <span> + CSS 文章の意味は変わらず、見た目だけの問題だから。
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<strong>タグと<mark>タグの違いとは

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集客ジョーズ SEOコンサルタントRei Suzuki

REI SUZUKI

慶應義塾大学卒業。SEOおよびAI活用を専門とするSEOコンサルタント。スタートアップ企業のマーケティング責任者として参画し、SEO・広告を中心とした集客施策を統括。独立後は個人でアフィリエイトメディアを立ち上げ、収益化。ASPの新人賞を受賞。その後、複数のSEO支援会社や事業会社のプロジェクトに関わる。趣味は水族館巡りとアイドル鑑賞(B&ZAI橋本涼さんのオタク)。サメの保全や海洋環境問題をテーマにしたYouTubeチャンネルも運営中。

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